こんにちは。ピンキーです。
皆様はアマプラで動画視聴はされますか?
私はリラックスタイムに面白そうな映画をアマプラで見るのですが、洋画のホラーやSFが多いです。そんな私ですが、邦画、まして普段見ないドラマを見てハマるとは思いませんでした・・・。その作品が、『家電侍』となります。
家電侍は、BS竹松東急で2022年4月から6月まで放送されたSF時代劇ドラマとなります。
舞台は江戸時代。滝藤賢一さんが演じる、貧乏な浪人が、家族のために奮闘する物語です。
題名に家電とついていますが、当然、江戸時代は電気はありません。家電製品もまだ存在しないのですが、そこはSFドラマ。ひょんなことから家電を手に入れ、家族のQOLが向上していきます。
電気がない江戸時代、家電を使うためには発電が必要です。発電のために自転車で発電をします。(SFなので野暮なことは言ってはいけませんが、果たして自転車で発電をした際、どの程度の発電量が期待できるのか、Chat-GPTに質問してみました。結果は、1時間で数Wから10W程度とのこと。炊飯機の消費電力を1,000Wとすると、100時間は漕ぐ必要が出てきますね。)
浪人は仕事がない状態ですが、妻子の生活をよくしようと頑張る姿は見習いたいです。
このドラマ、個人的に面白かった理由は時代背景を説明してくれるところです。私は日本の伝統的な食生活、住居が好きなのですが、電気のない生活について考えることは皆無でした。皆様の中で電気のない生活を経験されたことがある方はどれくらいおられるでしょう。私は完全に電気なしの生活を強いられたら、1日は耐えられるかもしれませんが、3日で音を上げてしまいそうです。
例えば、現代ではお米を炊くには電気炊飯器を使えば誰でも簡単に、同じ味に仕上げることができます。しかし、電気がなければそうはいきません。米を炊くための火おこしや火加減の調整で、米を炊いている間はその場を離れることはできません。そういった現代では当たり前となった、当時の苦労話を垣間見ることができて、ドラマに没入していきました。
現代は便利な世の中です。スマホがあれば、大体のことは何とか出来てしまいますし、時短の家電も増えてきました。便利な道具が生まれたのは、不便を経験してきた人がいて、その不便を少しでも改善しようと努力してきた結果です。不便が嫌だと嘆くだけでなく、不便を解決できるように自分で考え、実行していくのも大切だなというのがドラマの視聴を通じて持った私の感想です。
家庭を持った際、見えない家事や名もなき家事とも呼ばれる仕事が、未来の世代には令和の日本にあった文化として、改善されることを祈ります。
コメントを残す